お知らせ

箱ビオトープが「おおたの教育」に紹介されました。(第157号10月1日発行)

「おおたの自然を活かした教育」
引用リンク
https://www.city.ota.tokyo.jp/kyouiku/tekisei/otanokyouiku/kyouiku_157.files/kyouiku157.pdf

清水窪小学校・南六郷小学校の取組
清水窪小学校、南六郷小学校では、環境教育の一環として小学校の敷地内に自然環境を再現し
た「箱ビオトープ」を作製し、生態系の様子を観察しています。
身近な自然を通して、どのように生命が育まれているかを学び、生命を尊重する気持ちを次の行動
に移すことを目標にしています。清水窪小学校の4年生は洗足池公園から、南六郷小学校の4年生
は多摩川河川敷から、それぞれ箱ビオトープで育てる植物などの生物の採集を行いました。
子どもたちは、「ハローウッズ森のプロデューサー」﨑野 隆一郎 氏にご指導をしていただき、
洗足池や多摩川周辺の自然について学びながら、それぞれ生物を学校に持ち帰り、クラスごとに
箱ビオトープに移し替えました。普段は遊び場にしている場所に生息する、
雑草と思っていた植物の種類や名前について学び、根を乾燥させないように気を付けたり
しながら観察を続けています。
自分たちの採集したスミレやノコンギクの花が咲き、その花にヤマトシジミなどのチョウが集まるなど、
小さな箱の中の世界に、生命の循環や力強さが再現されています。
採集した植物の季節による変化や、水の中に発生した微生物の様子などから、
生物の多様性や連続性について考え、自然に触れたり慣れ親しんだりすることを通して、生命を尊重する心情を育てています。

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